クラフトさんとのご縁は、担当してくださった橋本さんの誠意と熱意がすべての始まりだったと思います。平成 17 年の春でした。それから丁度 1 年後の平成 18 年 3 月、現場監督の菊池さん、大工の山口さんをはじめ建築に携わって頂いた多くの方の真心により我が家は完成しました。
私のような庶民にとって住宅は一生に一度といっていい買い物です。だからこそ、充分に納得して建てたい。橋本さんは、そんな私と家族の思い(我が儘)に全力で応えてくれたと本当に感謝しております。 1 年間に渡りほぼ毎週、多くの時間を私たちの希望を具現化すべくお付き合いを頂き、建築中もきめ細かな対応をして頂きました。私も多くのことを学び、たぶん、橋本さんにとっても成長することの出来た忘れられない 1 年間だったと思っております。
私は、家を購入するにあたり収集した情報の中で、松井修三著の「いい家が欲しい」という本に大変共感しました。建物の躯体構造は、跡からのリフォームではどうにもならない部分という認識もあり、建築コストはやや嵩むものの、この本が薦める外断熱二重通気工法にこだわりました。
実際に居住して 4 年が過ぎますが、我が家は年間を通じて、カビ・結露とは無縁です。衣替えの季節、半年以上前にしまったクローゼットの衣類も洗い立てのような匂いがします。また、夏期・冬期の冷暖房費は、かつて住んだ建物容積が我が家の半分ほどの借家の冷暖房費よりもかかりません。快適な上、地球のエコに少しは貢献できているかも。
家というものは、いろいろなものが組み合わさった複雑なシステムであると思います。また、構造部材に木や土という自然素材を組み合わせている以上、メンテナンスは必要不可欠なものと思っています。クラフトさんは、これらについても誠意のある対応をしてくれていると感じております。
今後とも末永くお世話になるであろうクラフトの皆さんには、これからもずっと創業の理念をお忘れにならず、益々繁盛されることを祈念いたします。